類似会社比準価格算定方式 (るいじがいしゃひじゅんかかくさんていほうしき)
株式公開前の制限期間中に行う第三者割当増資や株式移動、入札下限価格の算定の際に用いる株価算定の方式のことをいう。
公開前の株価は証券市場で成立した客観的な時価がないため、新規公開申請者と類似会社の収益力、純資産を勘案し、類似会社比準価格を算定する。
類似会社としては、上場会社の中から、業種、業態、業績及び成長性、規模等の類似する会社を2社以上選定することになっている。
【類似会社比準価格算定方式の計算式】
ご注意
※申請会社が直前決算期の翌日以降増資等を行なったことにより、発行済み株式数及び純資産の額に増加が生じた場合、当該増加分を勘案し計算する。ただし、公開申請日から公開日の前日までの期間における株券の公募による発行済み株式数及び純資産の増加分は勘案しない。
※類似会社が直前決算期の翌日以降増資等を行なったことにより、発行済み株式数及び純資産の額に増減が生じた場合、当該増減分を勘案し計算する。
※類似会社の株価は、原則として、それぞれ最近1か月間の平均株価の単純平均とする。