鉱工業生産指数 (こうこうぎょうせいさんしすう)
日本の産業は、農業や漁業などの農林漁業、金や銀、鉄、石炭などを産出する鉱業、家やビルを建てる建設業、モノ(食品、繊維、化学、機械、精密機器など)を作り出す製造業、モノを販売する卸売・小売業、そして、金融業、サービス業などに分けることができる。
その中で、鉱業と製造業(一部)が生産をしている量を指数としてまとめたものを鉱工業生産指数という。生産、出荷、在庫、在庫率が提供されており、在庫残高を指数化したものに在庫指数がある。
例えば、鉄鋼業の鉄が生産されたり、電気機械のパソコンが生産されると指数は上昇する。鉱工業生産指数は鉱業と製造業の大部分を反映しているため、生産動向を測る上で、最も有力な指標として重要視されている。