カバードワラント (かばーどわらんと)

カバードワラント (かばーどわらんと)とは~株式などの原資産のオプションを証券化したものを言い、オプションと同様の経済効果を有する。

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カバードワラント (かばーどわらんと)

上場株式またはTOPIXや日経平均株価等を対象(=原資産)として、一定の期日(=権利行使日)に、特定の価格(=権利行使価格)で、買い付ける権利(=コールオプション)、または売り付ける権利(=プットオプション)を証券化したもののことである。

日本国内では、一部の証券会社で取扱われている。

【カバードワラントの特徴】

買付単位

発行時点の標準的な銘柄の場合、カバードワラントの単価は、おおむね1ワラントあたり20円~50円程度である。買付単位は5万ワラントからとなっており、最低売買金額は約100万円~250万円程度となっている。

大きな収益機会

カバードワラントの値動きは原資産の動きより数倍大きく変動する可能性があるので注意が必要である。従って、大きな収益を得るチャンスがある反面、損失も大きくなる可能性がある。

損失は投資金額に限定

権利行使日が過ぎると、その価値がゼロとなる場合がある。ただし、投資金額以上の損失は生じない。

相場観に合わせた商品類型

カバードワラントは、コール型とプット型という二種類のタイプがある。将来の株価に対して、強気であればコール型、弱気であればプット型というように、相場観に合わせて商品を選択することができる。