貸倒引当金 (かしだおれひきあてきん)

貸倒引当金 (かしだおれひきあてきん)とは~銀行などの金融機関が、融資先企業の融資資金の返済能力を判断し、融資資金を回収できない可能性に備えて、あらかじめ計上する引当金。

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貸倒引当金 (かしだおれひきあてきん)

近年、銀行などの金融機関(=債権者)が貸し出す融資資金など(=金融機関にとっての債権)について、その回収が、通常の回収期間におこなわれていない、いわゆる不良債権が問題となっている。貸倒引当金とは、銀行などの金融機関が、融資先企業の融資資金の返済能力を判断し、融資資金を回収できない可能性に備えて、あらかじめ計上する引当金のことをいう。

銀行の債権は、破綻先、実質破綻先、破綻懸念先、要注意先、正常先に分類される。貸倒引当金には、個別貸倒引当金と一般貸倒引当金がある。

【貸倒引当金の種類】

個別貸倒引当金

破綻先、実質破綻先、破綻懸念先に分類される債権に対して、債務者ごとに計上される引当金のこと

一般貸倒引当金

要注意先、正常先に分類される債権に対して、債権の分類ごとに計上される引当金のこと