インデックスファンド (いんでっくすふぁんど)
日経平均株価やTOPIX(日本)、S&P500(米国)のような平均株価指数(インデックス)とそのファンドの基準価格が同じ値動きをすることを目指す運用をするファンド。
投資家は個別の銘柄よりも、その市場全体(例えば日本株式市場全体)に投資する意味あいが強い。基本的には、ファンドの構成銘柄をそのインデックスの構成比に合わせて組入れることにより運用を行なう。銘柄選択のために大量の情報を収集する必要もなく、銘柄入れ替えの頻度も、ファンドマネージャーが積極的に運用するファンドに比べ低くなるので、ファンドの運用コストは低くなる。1971年に米国で最初に開発され、その後米国では企業年金を対象に、この考え方が急速に普及している。